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ハムスターの葬儀法とその長所・短所・注意点は?

ハムスターの葬儀法とその長所・短所・注意点は?

 

昨今は、ペット葬儀も一般的になってきました。イヌやネコのペット火葬を業者でおこなうという方は増えていますが、ハムスターなど小動物を飼育している人は、大切なペットが亡くなったときどのようにしたらいいか困ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、ハムスターが亡くなったときの葬儀の方法と、メリット・デメリット・注意点をご紹介します。ハムスターは小さいからこそ、大きな動物ではなかなか難しい形式のお葬式をしてあげることもできます。どのような供養方法があるか知って比較し、自分のハムスターによりよい方法はどれか考えてみましょう。

 

 

ハムスターでもお葬式はできるのか?

昨今ではイヌやネコのお葬式は一般的になってきましたが、ハムスターなど小動物のお葬式は、まだまだなじみがないという方も多いのではないでしょうか。

 

ハムスターはとても小さなペットなので、イヌやネコなどと同様にお葬式をしてもらえるのかと不安になる方もいらっしゃると思います。

 

実際は、ペットのハムスターが死んでしまった場合にも、業者などに依頼してお葬式をすることもできます。ハムスターはイヌやネコに比べて小さいので、お葬式の方法も何種類かあります。業者に頼む方法以外にも、いくつか供養の方法がありますので、自分の好みに合ったものを選んでみましょう。

 

ハムスターの埋葬前にすべきこと・注意すること

ハムスターの埋葬前にすべきこと・注意すること

 

ハムスターを埋葬する際に気を付けなければいけないことをご紹介します。

 

① 冬眠ではなく本当に死亡しているかどうか確認

人間に買われているペット用ハムスターは一般的には冬眠をしないといわれていますが、室温などの関係によって、疑似冬眠という状態に入ることがあります。冬眠とは違って、低体温症によって活動できない状態になります。体がとても冷たくなり、まったく動かなくなります。

 

そのため、死後硬直と勘違いし、死んでいると決め込んでしまうことがあるのです。ハムスターは10度以下の状況に置かれると擬似冬眠しやすくなり、5度以下ではほとんどの種類が擬似冬眠に入ります。

 

  • ・体に厚みがあり、空気が抜けていない
  • ・目も口も閉じている
  • ・毛並みが乱れていない
  • ・体に弾力がある
  • ・小さく呼吸をしているように感じる
  •  

    このような「かすかな生命感」を感じる状況では、死亡ではなく擬似冬眠の可能性が高いと言えます。カイロをタオルでつつんでハムスターにあてながら、2~3時間ゆっくり温めると目を覚ますことが多いです。

     

     

    ② 埋葬方法の検討

    後で詳しく触れますが、ハムスターにはネコやイヌの場合とは違った方法でおこなう葬儀もあります。選択肢が増える半面、場合によってはおこなえない葬儀方法もあるので、それぞれの葬儀の特徴をよく確かめて、ご自分のお家の状況やご希望に合った方法を選ぶようにしましょう。

     

     

    ③ 正しい埋葬場所を選ぶ

    ハムスターは小さいので、イヌやネコよりも土葬しやすいという特徴があります。しかし、だからといってどこへでも埋葬していいのかというと、決してそうではありません。

     

    公園など、私有地以外の場所に埋めるのは法律で禁止されています。「動物愛護法」によって、「愛護動物を遺棄したものは百万円以下の罰金に処す」と定められており、それが公園など公共の場所では適用されます。

     

    また、公共の地では野良猫やカラスなどに遺体を掘り起こされて食べられてしまうこともあります。私有地に埋める場合は「埋葬」でも、公共の場所に埋めると「死骸遺棄」になってしまいますので、埋葬場所には十分注意しましょう。

     

     

    ④ 火葬をする場合は正しく安置

    後日火葬をしようと思っている方は、しっかりと安置する必要があります。小さな木箱や厚紙の箱などの中に布や紙を敷き、遺体と一緒に保冷剤を入れて安置します。ペット用の線香などを焚いてあげるのもよいでしょう。

     

     

    火葬をお考えの方はこの点に注意!

    もうひとつ注意すべきことは、「火葬」を選択する場合です。ハムスターの火葬を請け負ってくれる業者は多くありますが、ハムスターはもともと体の小さな動物です。火葬後にお骨がほとんど残らないことも多いので、注意が必要です。

     

    大型犬の火葬にも対応できるような大きな火葬炉の場合は、火力や風圧の関係で骨が粉々になったり、吹き飛ばされてしまうこともあるといいます。ハムスターの遺骨もしっかりと残す火葬炉を持っている業者もあるので、火葬をご検討の方は調べて検討してみましょう。

     

    埋葬方法①プランター埋葬

    ハムスターの埋葬に特徴的なのがプランター火葬です。お家のお庭やベランダのプランターに土葬するという形式です。

     

    【方法】

    ① プランター選び

    深さは30センチほどはある、深めのプランターを選びましょう。耐久性だけでなく、通気性の面でも、埋葬には陶器のプランターが適しています。

     

    ② 埋葬

    プランターの下に穴が開いているタイプは、土が流れ出ないように、ネットを敷いてから土を入れます。虫の侵入も防ぐことができます。土は腐葉土を選ぶようにし、早く土に還そうと思う場合は、堆肥も混ぜます。

     

    初めに土を10センチほど敷き、その上に堆肥を撒きます。そこへハムスターを寝かせ、上から土をかぶせます。このとき、ガーゼや棺桶などでハムスターを覆うこともできますが、それだけ土にかえるのが遅くなります。

     

     

    ③ お好みで花を植える

    埋葬後にお花を植える方法もあります。発芽や開花など植物の成長とともにペットのことを思い出すことができるため、身近な場所で長く思い出を大切にできるというのが利点です。

     

    お花を植える場合には、寝かせたハムスターの上にネットを敷いておくと、花を植え替えやすくなります。プランターの下に受け皿を用意するのも大切です。根がびっしりと張るタイプの植物は、遺体に影響する可能性があるうえ、植え替えが大変になるので、プランター埋葬には不向きです。コスモスなどの一年草を使うのがよいでしょう。

     

     

    ④ 石を使ってお墓を作るのもおすすめ

    お花を植えると、水やりの過程で雑菌やカビが発生する可能性が高くなるのが難点です。そのため、プランターの土の上に砂利などを敷き詰め、ハムスター用の小さな墓石などを立ててお墓にする人もいます。

     

    埋葬方法②お庭に埋葬

    埋葬方法②お庭に埋葬

     

    お家にお庭があるという方は、お庭に埋葬することもできます。土を掘って埋め、小さな墓石を立てておくと、いつでもお墓参りできるのがメリットです。お庭に木が植えてある場合は、その近くに埋葬すると、土に還るのが早くなります。

     

    このとき、1メートルくらいの穴の中に埋葬すると、野良猫やカラスなどの野生動物に掘り起こされる可能性が低くなります。

     

    また、お庭に安置する場合は、ティッシュペーパーの箱や、薄い材質の木箱、厚紙製の箱を棺の代わりにして、埋めてあげることもできます。また、盛り土をする場合、土は雨風にさらされて年々低くなっていくため、心持ち高めに土を盛った方がよいでしょう。

     

    埋葬方法③ペット霊園でお葬式

    昨今、ペット霊園はイヌやネコの葬儀だけでなく、ハムスターのような小動物にも対応しているところが増えてきました。体の大小は関係なく、大切な家族の一員としてペットの存在を取り扱うという考え方が一般的になりつつあります。

     

    ペット霊園でお葬式をすると、しっかりと火葬して供養をしてくれるので、安心と感じる方もいらっしゃいます。また野生動物などに遺体を掘り起こされる危険もなく、安心してハムスターの冥福を祈ることができます。希望次第では、納骨堂などしっかりとしたお墓に入れてあげられることもあるのも特徴です。

     

    葬儀の形式は様々です。個別火葬だけでなく、ほかの家族のペットと一緒に火葬する「合同葬」など、形式も多くあります。合同葬の場合は費用は安くなりますが、ほかのペットと遺骨が混ざってしまうために、手元に遺骨が戻ってくることはないのが一般的です。骨壷に入れて家で供養したいという方には不向きな形式と言えます。

     

    この「個別」「合同」の形式は、火葬だけではなく遺骨納骨にも同じことが言えます。また、火葬の際に立ち合いができる霊園も、できない霊園もあります。このように、霊園によってサービスや費用が異なるため、自分の希望に合った形式の葬儀を提供してくれる霊園を探す必要があります。

     

    まとめ

    ハムスターはとても小さな生き物ですが、死んでしまった時の悲しみは、ほかのペットと同じくらい大きなものです。現在ではペットを家族の一員として扱う考え方が広まってきたため、ハムスターのペット葬儀もおこなわれるようになってきました。

     

    ペット葬儀を業者にお願いするか、それともお庭やプランターに自分で供養するか、どちらを選ぶかは人それぞれの判断です。メリットとデメリットをよく見比べて、自分のペットによりよいと思われるお別れの方法を選ぶようにしましょう。

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